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当院の人工股関節置換手術の特徴

人工股関節置換術では、一般的に15~25センチ程の切開を要しますが、皮膚だけでなく筋肉も切開しますので、切開が大きいほど出血も多く回復も遅くなります。

当院の特徴として、器具や手技を工夫し傷口を小さくすることで、患者さんの体への負担を軽減した手術を行っております。傷口は約半分以下の7~12センチ程で、前側方進入法を用いることにより手術時間が平均60分と短くなり、術中の出血も平均200gと少量で、患者さんの術後の痛みも少なく、回復も早くなります。また脱臼等の合併症も少ないため、術後6ヶ月を過ぎると日常生活の制限がほとんどありません。さらに、術後出血量が少ないため、宗教上の理由で無輸血手術を希望される患者さんに対する無輸血手術にも取組んでいます。このように進入法の工夫で、術後の疼痛が少ないことや、自己血輸血や止血法の工夫で、術後出血量が少ないため、高齢者でも手術を受けることができます。また手術時間が短いと感染の危険性も少なくなります。

以下に当院で使用している人工股関節を示します。病気の種類や重症度でどのタイプを使うかは外科医が決めますが、患者さんの要望や日常生活で特殊な動きがあれば、機種選択の段階でお知らせ下さい。



  • セメントレス型(一般的)

  • セメント表面置換型(若年者向き)

  • ロングステム型(再手術用)

  • 人工大腿骨置換術(再々手術用)

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