健康教室「日常生活のリハビリテーション」を開催しました
2014年 11月10日
10月11日(土)、7階研修室で健康教室「いつまでも元気に生活を送るために~日常生活のリハビリテーション」を開催しました。講師は、リハビリテーション部の杉谷一輝作業療法室主任。当院では、理学療法士、作業療法士、言語聴覚士など約100名のリハビリテーションスタッフが医師や看護師らと連携し、身体の機能に障害が生じている患者さまに365日、質の高いリハビリテーションを提供しており、作業療法士は日常生活や家事動作、職場復帰、機能回復の訓練等を行っています。
教室では、まず浅川事務長が「リハビリテーションをより身近なものとして感じていただけるきっかけになれば」と挨拶。続いて、杉谷主任が「高齢者が尊厳を持ちながら住み慣れた地域で自立した生活を元気に送るためには、自らが決めたことを実行する力が重要です」と話すと、参加された方々も大きくうなずかれていました。
講演はこの後、「老化や障害を持ちながらも高齢者が充実した生活を送るためには、目標を持ってチャレンジしていくことが大事。そのために家族やリハビリテーションスタッフは高齢者自身の持っている生きる力を見極め、できる力を伸ばし、それを発揮できるよう、支援し見守る力をつけなければならない」と続き、最後は、高齢者の生活を向上させるためのポイントについて触れました。
講師の杉谷一輝作業療法室主任 会場では熱心にメモを取る姿も・・・
参加者は約100名。会場には血圧測定やリハビリ、栄養相談コーナーなども設置し、たくさんの方にご利用いただきました。
ご参加ありがとうございました。
血圧測定や栄養相談コーナーも設置 リハビリ相談コーナーもたくさんのご利用をいただきました