井上名誉院長の変形性股関節症のお話

ホーム > 井上名誉院長の変形性股関節症のお話 > 進行期、末期股関節症にキアリ手術はなぜ有効か?

進行期、末期股関節症にキアリ手術はなぜ有効か?

キアリ手術は、軟骨の消失した関節表面に新たに軟骨を作るから。

1.キアリ手術は、新しく形成される臼蓋と骨頭との間に肥厚した(弾力性を失って分厚くなった状態)関節包がはさまれる。

2.新臼蓋と骨頭との間にはさまれた関節包が軟骨に変化する。この過程を動物実験で証明

家兎の膝を伸展位に固定して亜脱臼股を作成








キアリ手術施行
その後、経時的に介在する関節包の組織像を検討




術後3ヵ月以降、介在する関節包は軟骨に変化している(線維軟骨)


  • 47歳 女性手術

  • 手術

手術手術直後に関節裂隙が開くのは介在する関節包が骨頭を押し下げている。

  • 術後6ヵ月

  • 術後1年6ヵ月

術後6ヵ月 全荷重歩行許可。関節裂隙は少し狭くなっているが、術後1年6ヵ月 再び開大している。

pagetop